NPO法人岐阜ダルク

Drug Addiction Rehabilitation Center

ブログ「今日もぐるぐる」

「どこにいった…?」

男性寮では先行く仲間である寮長をふくめ、5人の仲間が暮らしています。
先日調理の時、ハサミを使おうとしたら、いつもの所に無い。
なぜだ!!
どこいった!
となりました。
昨日まであったのに…どうゆう事だ!!
すぐに仲間Aに尋ねました。
「オレは使わんな…」
Bに聞きました。
「僕はちゃんと戻す。」
そうか…自分は確かに洗って元の位置に返した記憶がある。
じゃ、誰がなくした?
今日の朝、遠方のダルクへ出張にいっていた寮長ともう一人の仲間が帰って来ました。
朝、自分は2人にたずねました。
3階のキッチンにハサミが無いのですが、知りませんか?
寮長が「それはまずいぞ」となりました。
刃物がなくなるのはこういった病気の人達の集まりにあってはならん事、だそうです。
全員で寮内の家宅捜索がはじまりました。
「おい、自分の冷蔵庫を見てみろ」とか、「食材のロッカーもみろ」とか…みんな自分じゃないと思っているから探すのもハラがたってくる。
朝ですから時間もない。
結局、すべての刃物を見える場所に置いて、管理することにしました。
さて、そういえば、ゴミ箱を見ていないぞ、と同室の仲間。
いや、いや、もうよくないですか?と自分。
その仲間が、もう外に出してあるゴミ袋を持ってきました。
ここまでやったんだ、付き合うか…やれやれ、いっしょにやるわと声をかけました。
袋をあけ、少し見てみると、あるじゃないですかハサミ。
もうね、漫画の様な話ですよね!
バカな話ですよ、一体誰がすてたんですか…いや、ひょっとすると自分かもしれないな…仲間を疑っていた自分を恥ずかしく思いました。
ハサミたちは見える所においてあります。
もう無くすことはないでしょう。
起きてから、寝るまでがプログラム。
こんな事毎日です。
その反応の中、矢印を自分に向け自分の問題を見る。
プログラムに感謝です!!!

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岐阜ダルクは薬物、アルコール、摂食障害、窃盗、ギャンブルなど様々な依存症からの回復を目指す民間のリハビリ施設です。薬物問題でお困りなら、ぜひ一度ご相談ください。岐阜ダルクには、男性の入寮ハウスだけでなく全国でも数少ない女性の入寮ハウスも備えています。