「インタビュー」
今日は福祉を専攻している学生さんから、対面インタビューを受けました。
博士課程に在籍中の「院生」さんで、研究と論文執筆のため、月に数回我々のハウスに寝泊まりしながらプログラムにも参加しています(彼曰く、「文化人類学のフィールドワークみたいな事をやっています(笑)」とのことです)。
つまり、朝一番の施設内清掃とそれに続く90分「ミーティング」、昼ご飯、食後の運動プログラム、夜のNAミーティング参加まで、すべての日程を仲間達と一緒にこなします。
だからお互いの人柄、やらかした過去の不始末(他人には明かしたことのない自分だけの秘密)などもある程度知る間柄となり、今や「クサイ仲」と言えるのかもしれません(ご本人はそこまでの仲じゃないと言って否定するかもしれませんが…)。
もうかれこれ半年以上になるでしょうか?
そんな若い学生さんからここでの生活はどうか、入所前と比べて現在の心境や体調に変化はあったか、「回復している」との実感はあるか、「仲間」の中にロールモデルとなるような人物を見つけたか、etc.の質問を受けました。
アタシなりにお答えしましたが、果たしてそれが本当に「正直な話」だったのかどうか、今ひとつ確信が持てません。
勿論あえて嘘を言ったつもりはナイですが、我ながら腑に落ちない点がありました。
自発的に喋ることと質問を受けてそれに答えることとでは、何か勝手が違うようでした。
奇妙なひと時を過ごし、チョットおもしろい体験ができた…、と感じました。
今後新しい気付きや思い出したことがあったら、ミーティングで話してみます。