NPO法人岐阜ダルク

Drug Addiction Rehabilitation Center

ブログ「今日もぐるぐる」

「ヒューマン・ステーキーぎぃふ・だぁるく」

ビーフステーキではなく、ここにはヒト型ステーキと呼ぶしかなさそうな仲間達がいます。
ちょっと同じ人間とは思えません、ブランド名は前述の通り「ぎぃふ・だぁるく」であります! 
何故にステーキなのか?
「運動プログラム」の時間中、アホだとかバカだとか誹られても仕方なさそうな、おかしな行動が観察されるからなのでした。
この暑いのに(連日気温36度を超える炎天下)7~10kmの距離を走るんです、それもほぼ毎日、熱中症警報が出ているにも関わらず、すでに青年期を脱したいい歳した大人たちが‼
10月に近隣県で開催されるマラソン大会出場の為、張り切っているらしいのですが…。
16時前にステップハウスに帰りつき、息も絶え絶えの真っ赤な顔のままで「ああ、暑い!死ぬかと思った‼」と、唸るように言うんです。
思わず「やめりゃあイイのにぃ」と言いたくなりますが、傍から見ていると嫌がっている様子はなく、楽しんでいるみたいです。
連日のギラギラ太陽の下でジュウジュウと焼かれた仲間達の肌は、日を追うごとにビーフステーキのように変色していきます(そろそろウェルダンとなりまぁ~す)。
ビーフというよりむしろアザラシ、アシカですかぁ?
走り終え川の水に浸かっている姿がカピバラか、マナティーのように見える仲間もいます。
変な意味で言うわけではないですが、誰彼なく美味しそうに見える瞬間があります。
ホント、走るヒューマン・ステーキとは、この人たちの事ですねぇ。
さっき前半でアホとかバカとか書きましたけど、ある国では、アホは「にんにく」、バカは「うし」さんの意味だそうですよ。
ン、だからナニ? 
何が言いたいの? 
アタシにもわかりません、だって暑いですから…。
皆さま熱中症には気を付けてお過ごしくださいませ。

gifudarc

岐阜ダルクは薬物、アルコール、摂食障害、窃盗、ギャンブルなど様々な依存症からの回復を目指す民間のリハビリ施設です。薬物問題でお困りなら、ぜひ一度ご相談ください。岐阜ダルクには、男性の入寮ハウスだけでなく全国でも数少ない女性の入寮ハウスも備えています。