「今日一日、ベストを尽くす」
去年の冬ここへ来て以来、しばしば見聞きする言葉です。
今ではすっかりなじみの表現となり、自分でもよく使っています。
英語の文献からの日本語訳だそうですが、よい言葉にはよい影響を受けるんですね~。
感謝しています。
つい先日感じのよい、と或る純和製のポエムと出会いましたので、皆様と分かち合いたいと思います。
作者は、坂村真民さんという仏教詩人です。
子どものころに国語の教科書で見たことがあります。
公文の国語教室テキストなどを通じて、ご存じの方もあるかもしれません。
詩の題名は『呼吸』です。
―呼吸とは 大いなるお方のお呼びを すっと素直に吸い込むことである 疑念を持ったら お声はそれていってしまう 無心でなかったら 入ってもすぐ出ていってしまう ああ本当にいい呼吸が できるようになりたい わたしが未明混沌に起きるのも この大いなるお方のお呼びを だれよりも早く聞きたいからである そのお声を深く深く吸い込み 今日の一日を精一ぱい 生きたいからである―
以上、本日はこれにて…。