NPO法人岐阜ダルク

Drug Addiction Rehabilitation Center

ブログ「今日もぐるぐる」

「平安と落着き」

依存症の真っ最中では、心の平安や落着きとはかけ離れていました。
薬をキメた時、酒に酔った時だけ、心が安らぎました。
残念な話ですがその時だけなんです。
私たちの病気は、自身の良心や、内なる神との断絶だと言います。
霊的に病んでいると教わります。
まさに、その為に、その治療の為。
自分の感情と行動のギャップをどうにかしたいが為に、薬や酒が必要だったとききました。
まさに、生きるのがどうにもならなくなって、施設にたどり着きました。
実際、薬、酒が無かったなら、それこそ死んでいたかもしれません。
薬物を生きるために使い、使うために生きる日々でした。
もはや、どちらが先か分からなくなっていました。
今日はヨガプログラム。
そんな私が繋がって1年と少し経ちました、ようやくシラフでの生活に慣れ始めました。
薬物に頼らず心の平安と落着きを得る、その手段としてヨガはうってつけかもしれません、ボランティアで来てくださる指導の先生には大変感謝しています。
眠っているのか意識があるのか、あやふやなリラックスした時間が訪れます。
これが経験です。
シラフで感じられたすべての感覚、感情が、今後必ず役立つと信じています。
プログラムが出来ることに感謝!!!

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岐阜ダルクは薬物、アルコール、摂食障害、窃盗、ギャンブルなど様々な依存症からの回復を目指す民間のリハビリ施設です。薬物問題でお困りなら、ぜひ一度ご相談ください。岐阜ダルクには、男性の入寮ハウスだけでなく全国でも数少ない女性の入寮ハウスも備えています。