「落ちた凧」
「糸の切れた凧」だった私が墜落し施設に連れて来られて間もなく二年になります。
長いように感じますが過ぎてしまえばあっという間です。
シラフになってやっと気付きました。
酒は自律的に生きていく為のエナジーではなかったしエンジンでもなかったのです。
当然の結末でした。
心労がたたったのでしょう、若くして亡くなった母には申し訳ない事をしました。
今後は、しっかりと生きて亡母への供養に変えたいと考えてます。
そこでわが生涯後半戦は「アホウドリ」として生きてゆこうと決めました。
心の翼を大きく広げハイヤーパワーという名の風を一杯に頂いて再び飛び立つのです。
1人ではありません、大勢の仲間がいますからとても心強いです。
アホ面にして一途、マヌケだけど真剣、いつも集団でいて、なかなかスムーズには離陸できない、そんなところがアホウドリにそっくりです。
しかし一旦凧に身を委ねたアホウドリはそう簡単には落ちません。
何日も何日も、静かに、堂々と大空にとどまり続ける、そうです、う~ん、そういうものにアタシも成りたい!
だから今日一日愚直に再び飛び立つための訓練に励みます。
みんなも一緒にやってみない?
同じアホなら、やらなきゃソンソン!!