NPO法人岐阜ダルク

Drug Addiction Rehabilitation Center

ブログ「今日もぐるぐる」

体調と向き合う

最近、精神的な調子がすごく悪いです。ソファーに座って涙を流して動けなくなってしまいました。
プログラムをやって5年がたちました。こんな時は自分を責めてしまいます。自分の何がいけないんだろう。
なんでこうなったんだろう。一生懸命プログラムをやったのに、、、。変わらない自分を責めては動けなくなります。
ミーティングやスタッフとの相談、病院への通院を続けている内に、精神疾患によるものだとわかりましたが。
自分で納得できずに、一生懸命何とかしようとして、解決策を自分で探していました。スタッフと一緒に自分の
症状を整理していくと、自分の性格上の欠点とか、そういうんじゃないなぁ。自分の精神疾患を本当に「病気」
だと理解しました。あー、私には何もできないわ。プログラム用語で言ったら「無力」を認めました。
「無力」を認めたら、自分で何かしようと思わない。自分に必要なのは、服薬と休養。そのために相談をしながら、
仲間に受け入れてもらって、協力をしてもらっています。
プログラムをはじめて、どんどん人の助けを借りなければ生きていけない自分を自覚していきます。理想で描いていた
「1人で生きていける、カッコイイ自分」や、「色々な事をこなせる有能な自分」からはどんどん離れていって、小さな小さな
自分にかえっていく。でも、人ってあたたかいなぁ、やさしいなぁって、受け入れられる事で、愛に気づいていくんだと思います。

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岐阜ダルクは薬物、アルコール、摂食障害、窃盗、ギャンブルなど様々な依存症からの回復を目指す民間のリハビリ施設です。薬物問題でお困りなら、ぜひ一度ご相談ください。岐阜ダルクには、男性の入寮ハウスだけでなく全国でも数少ない女性の入寮ハウスも備えています。

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