僕とミーティング
先日、岐阜ダルクの活動紹介のため教会に行かせてもらいました。礼拝後の10分間、僕の薬物時代の話と岐阜ダルクに来てどう変わったかという話を信徒さんたちの前でさせてもらいました。
牧師さんが説教の中で僕の目を見て言いました。「無理せず自分らしく生きることが一番大事。ありのままに生きるのです」と。
過去、僕は自分らしくありのままに生きていたと思っていたら岐阜ダルクでうまく行かなくなり他のダルクに行かざるを得なくなったことを思い出しました。
僕はその牧師さんの言葉を深く考えました。帰りの道中、一緒に行っていた仲間に聞きました。
「自分らしく生きるってどういう事なんだろう?」。
仲間は言いました。
「弱さを認めるってことなんじゃないの」。
どういう事だろう。。。。と考え行きついた先は「ミーティング」でした。
僕は”仲間への配慮”だとか”アノニミティー(匿名性・秘密厳守)が信じられない”とか考えていたらいつのまにかミーティングで本当に話したい正直な話が出来なくなりました。だらか遠い会場へ行けと提案されていました。
でも本当は(恥ずかしかった)んです。自分の狂気を仲間に知られることが怖かったんです。その勇気がなかったんです。
2日前のNAから正直に話をはじめました。久しぶりにミーティングで緊張していて声が震えました。勇気が出なくてなかなかすぐには喋れません。
でも回復にはやはりミーティングだと。もう一度ミーティングを信じてやっていきたいです。
だって心の中のクスリの欲求はすぐ目の前にあるから。今日の施設は月に一度のレクリエーションで、みんなで美濃加茂市に出かけてきました。