学校講演(南山高校)
今日は南山高校男子部からのご依頼を受けて
薬物依存に陥った私達の実体験を話してきました。
今日の学生さんはピカピカの高校一年生。
薬物に縁の無い学生さんに
そんな話をしない方がいいのでは?
逆に興味を持たれてはこまる。
そうお考えになるかもしれません。
ですが薬物依存症は誰にでもなりうる病気です。
きっかけは些細な事なんです。
いっしょに使おうと誘われて。。。
仲間外れになるのが怖くって。。。
心が元気な時には全く興味が無かったクスリ。
全く自分には関係ないものだと思っていた。
人生には「悩み」や「苦痛」「悲しみ」が必ずある。
そこから「逃れたい」「忘れたい」。
そんな心の状態の時に目に留まったクスリに興味を持った。
使うことへのハードルは低かった。
そして薬物の使用が始まった。
私に起こった出来事は特別なことではありませんでした。
LGBT(性的少数者)である自身の話もさせてもらいました。
15歳の私がそこにいたらと思って話をしました。
“秘密”を抱えて苦しんでいるのなら
信頼できる人に相談をして欲しい。
自分にはそれができなかったから。。。