依存症からの回復に必要なこと。
それは、１日３回のプログラムに参加することです。

ダルク利用について

岐阜ダルクでは、男性・女性それぞれの入所施設があり、そこで生活する仲間や通所でプログラムを行う仲間が、日中は自立訓練（生活訓練）事業所Ｓｔｅｐ　ｈｏｕｓｅ（ステップハウス）で共に過ごしています。

ダルクを利用希望の方は、スタッフと面接をし、プログラムについて詳しく説明いたしますので、お気軽にご相談下さい。

通所費用

・2万円(食事やミーティングに参加するための交通費など実費負担はかかります)

入寮費用

・1ヶ月・・・15万円(入寮費用として初回のみ17万円)

内訳）

家賃負担分 　32,000円

共益負担分 　36,000円(光熱費・日用品など)

生活費 　　　　2.000円×31日分

支援費 　　　　20,000円

※生活保護費の範囲内で入寮も可能です。

日中のデイケアセンターＳｔｅｐｈｏｕｓｅとは岐阜市から指定を受けた指定自立訓練（生活訓練）の事業所です。

自立訓練（生活訓練）とは、障害者総合支援法という法律に基づく公的な障害福祉サービスで、Ｓｔｅｐｈｏｕｓｅも国や県・市が定めた基準に従って運営しています。

利用するためには、原則的にお住まいの市町村から自立訓練（生活訓練）の支給決定を受け、障害福祉サービスの受給者証をもらう必要があります。

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プログラム紹介

ヨーガプログラム

月に2回ヨーガ療法士の先生から、ヨーガを習っています。
クスリを使い続けて、自分でも説明のできないような焦燥感と妄想の中で苦しんだ仲間が「今ここ」に自分があることの大切さとそのための方法を学びます。自分の生活の中に瞑想を取り入れている仲間も大勢います。

陶芸プログラム

毎月１回、陶芸を習っています。
想像力を働かせながら、無心になって土に触れイメージをカタチにしていきます。
集中力が育まれ、創造性が豊かになります。自分の作品を生活の中で使うことは大きな喜びです。

料理プログラム

毎週１回、皆で昼食を作ります。
交代で係になった仲間たちがメニューを決め食材を買ってきて、皆で調理します。栄養士の先生が来て、厳しく愛情を込めて教えて下さり栄養バランスの良い食事を美味しく作れるようになります。

合唱プログラム

ボランティアの先生が私たちに合唱を指導して下さいます。周りの声をしっかり聞いて合わせていくことで、
バラバラだった1人1人の声が美しい1つのハーモニーに変わっていく体験をします。

レクリエーション

人と遊ぶことが苦手な私達は、レクリエーションを通して楽しみを見つけ、人との分かち合いの場を広げます。

地域や学校にて講演活動

薬物依存症の当事者が自らの体験談を話すことによって薬物依存症は、誰にでもおこりうる病気だということを伝えるメッセージ活動を行っています。

農業プログラム

自然農法による野菜づくりに取り組んでいます。
自然農法とは「農薬や化学肥料に頼らず、自然の恵みのみで野菜を育てることです。」
岐阜ダルクの仲間も薬に頼らない、ありのままの自分で活き活きと生きられるようプログラムに取り組んでいて、自然農法と愛通じるものを感じます。自然の中で汗を流して一生懸命育てた野菜はとても愛おしい物に感じ、クスリばかり使い続けてどうにもならなくなった私達に、自然の偉大な力が働き、「表情や感情が豊かになっていく」そんな体験をしています。

地域ボランティア

薬物依存症者は生きづらさを抱えており、自己肯定感が低い人が多くいます。ボランティア活動を通して、
様々な人と交流をすることで視野が広がります。また、社会の役に立つと感じられるようになり、自己肯定感が生まれます。

家族会

「岐阜ダルク家族会STEPS」では、専門家による講義と回復プログラムにつながった依存症当事者の体験談が聞けます。薬物依存症について正しく理解をしましょう。まず一度お越しください。参加には予約が必要ですので、事前に岐阜ダルクにお電話ください！
▶参加費500円