1人暮らし
1人暮らしの提案が出て、
アパートを探しました。
明日から、引っ越しが始まります。
今は、期待と不安と段取りで、
頭がいっぱいで、
精神疾患の症状が現れ始めました。
最近は、自分の精神疾患の症状を
客観的に眺められるようになり、
冷静に対応できるようになりつつあります。
ダルクに入寮して、2、3年の頃は、
早く1人暮らしをしたい!
ステップアップしたい!
と焦る気持ちがありましたが、
実際に与えられると、
恐ろしいものだなあと思いました。
この5年間、精一杯やった。
頑張った。
と、感慨にふけりたくはなりますが、
目の前に与えられた事を
淡々とやりたいです。
これからも長く続くのですから。
ダルクに来て、親も、友達も、ケータイも、
車も、お金も、すべて手放しました。
なんにもない私でした。
薬もなくて、
見知らぬ人ばかりでスタートしました。
今は、信頼できる人間関係。
仕事。ケータイ。家。
失ったもの心の満足感とともに
少しずつかえってきます。
明日、ダルクに入寮してからも、
手紙を送り続けてくれた、
入寮前の友達からの手紙がかえってきます。
私は、誰からも愛されて来なかったわけではなくて、
私が、誰も愛さなかったのだし、
愛し方がわからなかったのだと思います。
必死で愛を求めてきたけど
どれだけ追い求めても空っぽだった。
今は、知らない間に心の隙間が埋まっている。
仲間と、神様が埋めてくれたのだと思います。
きっと、そういう事をダルクは教えてくれたし、
これからも教えてくれるのだと思います。