NPO法人岐阜ダルク

Drug Addiction Rehabilitation Center

ブログ「今日もぐるぐる」

通常プログラム

皆さん、こんにちは。ダルクは今日も通常プログラムでした。朝8時からは女性ハウスの掃除、
8時半になったら女性ハウスからステップハウスまで30分かけて歩きます。9時半からは
ステップハウスの掃除をして、10時からはダルクのミーティングです。今日は私の不安っていう
テーマで10分くらい自分の話をしました。私はこれから家に帰って普通の生活ができるのかとても
不安ですって話をしました。私は結婚していて、4才の娘がいます。帰ったら働きにでることは考えて
いませんが、家事と子育てがちゃんとできるか不安です。
今は仲間がいるから、仲間の目があるから日常の生活ができていますが、帰ってから薬を使わずに日常の
生活をしていく自信が今はありません。昼からは仲間とスーパーに行って、昼食はそらまめ弁当を食べました。
午後は運動プログラムでした。30分間歩いたり走ったりしました。今日で私は退院してきて1年たちました。
ダルクにつながってからも2回入院をしました。2回目の入院は2か月半が毎日とても辛かったです。
入院が嫌で嫌でダルクに行ったのに、ダルクに入っても入院しているなんて、私はなにをしているんだって
毎日自分を責めました。もうこの生活を1年も続けているんだなって、本当に毎日よく頑張っていると思います。
薬はない、携帯はない、シラフの自分しかいない。一番あてにならない自分を信じてプログラムをやるしかありません。
退院して1年たって、1番変わったことはちゃんと料理をするようになったことです。まだ心から楽しむことはできないけど、
この生活を楽しみたいと、明るく接している自分がいることです。自分を好きになりたい、人生を楽しみたい。
そしていつの日か、娘に生きることは楽しいと教えていきたいです。ブログを書き終わったら、晩ご飯を食べて、
相談をして、NAに行って、女性ハウスに帰ってからは2日分のご飯を作って、米を炊いて、洗濯物をたたんでお風呂に入って寝ます。
今は日常生活をするのがまだ大変ですが、これから帰って普通の生活ができるように、プログラムを続けていきたいです。

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岐阜ダルクは薬物、アルコール、摂食障害、窃盗、ギャンブルなど様々な依存症からの回復を目指す民間のリハビリ施設です。薬物問題でお困りなら、ぜひ一度ご相談ください。岐阜ダルクには、男性の入寮ハウスだけでなく全国でも数少ない女性の入寮ハウスも備えています。

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